親をささえる手

介護費用の平均は月額で12.7万円、介護期間の平均は43.1カ月(約3年半)。
これは損害保険ジャパン日本興亜が行った「介護費用に関するアンケート」(2018年12月実施)の結果です。
計算すると、12.7万円×12か月で年間約152万円、3年半で総額532万円の費用が必要となります。介護が始まると、病院での診察や入院の機会も増えるので、医療費についても以前より出費がかさむことが考えられます。
このように介護によって年間152万円以上の金額が、今の家計の食費や自宅の家賃、各種税金などの出費にプラスされることになるわけですから、ご家庭によっては親の年金収入や資産だけでは間に合わないということも起きています。そうなると、親の介護費用を子が負担しなくてはなりません。

介護と子育て- サンドイッチ世代の大変さ

親の介護が必要となる時期は、子も、ちょうど自身の子どもたちが高校や大学に進学するタイミングでもあります。 このように親の介護と子育ての両方の責任が重くのしかかる年代は『サンドイッチ世代』と呼ばれています。この時期は肉体面のエネルギーも必要ですが、やはり「先立つ物」として「お金」がなければ乗り切れません。
実際に、この時期に多額の借金を抱えて「介護破産」に陥るご家庭も存在します。しかし、たとえ破産したからと言って、親の介護の義務を免除されるわけではありません。破産後はローンに頼らずに介護費用を捻出しなければならず、さらに大変な状況が待ち受けています。

介護のお金で苦労した体験談

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親の介護に備えて今からやるべき3つのこと

既に親の介護をされている人と、これから親の介護が必要になるかもしれないという人とでは、とるべき方針も違ってきます。大きく分けるなら、既に介護が始まっている場合は「短期的」に結果の出る対策が必要ですし、将来の介護が心配という場合は「長期的」な視点で、少しずつ備えていくほうが適しています。

先に長期的な視点で親の介護に備えるという面から3つの方針を取り上げます。介護費用面での短期的な対策については、その後に取り上げます。
将来のための備えとしては、 以下の3つが大切になると思います。

  1. 親と定期的にコミュニケーションをとる
  2. 親の資産を活用できるよう法的に備える
  3. 介護資金を確保する

親と定期的にコミュニケーションをとる

親の資産を活用できるよう法的に備える

介護資金を確保する

介護の今そこにある危機を乗り切る

  1. 親と介護者自身の家計や資産の見直し
  2. 活用できる行政や民間機関の制度を調べる
  3. 収入源を作る

親と介護者自身の家計や資産の見直し

活用できる行政や民間機関の制度を調べる

収入源を作る